温室探索

過去に植物園や温室を歩き回った備忘録。農業の話も書いていきます。

礼文島①(北海道)

※このブログは過去に訪れた公園や植物園を紹介するものなので写真は

2006年から2009年頃のものです。

 

北海道の北部、稚内から西方60キロメートルの日本海に位置する最北端の離島礼文島

礼文島は約300種類の高山植物が咲く「花の島」と呼ばれています。

稚内フェリーターミナルからフェリーに乗って出発!
稚内までは羽田から飛行機で移動しました)

稚内から礼文島の香深港までフェリーで約2時間かかります。

礼文島が見えてきましたよ♪

礼文島は南北に細い島となっていて島の東側と南側の海沿いに集落があります。

フェリーが到着する香深港は島の南側です。
そこから宿に向かいその日は終了。

 

次の日の朝、島の北端からハイキングスタート!

島の西側を北から南へと歩くコースです。
岬巡り~8時間~礼文林道コースを合わせてフェリーターミナルまで
みっちり歩くことにしました。

 写真の正面に見えてるのはトド島といいいます。
冬の間に実際トドがやってくるそうです。
天気のいい日は海の向こうにサハリンが見えるとのことでしたがこの時は見えず。

早速歩き始めるとそこかしらにお花が咲いています。

崖っぽいところもあり、手すりの鎖をたどりながら進みました。ヒィ~ッ

あまり高い木がなく見渡す限りの草原と言った感じです。

道路が整備されていて歩きやすいところもあります。

何とか歩き切りフェリーターミナルに到着。
島の北側エリアに宿を取っていたのでバスに乗ってまた戻りました(笑)
島の東側は道路が整備されていてバスもあります。

おまけ

島の北側のエリアに高山植物園という植物園がありました。
日本最北端の植物園!

入場料を払って入ります。

遺跡のような石柱の存在感があります。

小山のようなところに植物の展示がしてありました。

レブンアツモリソウの展示 
5~6月に咲くものですがこの時8月、この旅行の時に見れないだろうなと思っていましたが植木鉢に植わっているものを見ることができました。


レブンアツモリソウは礼文島だけに咲く日本固有種の野生ランです。

盗掘や生育環境の悪化により数が激減したことから、国内希少野生動植物種に指定されました。自生している群生地の保護とこの高山植物園で栽培
し、人工的な増殖も進めています。

 

②に続きます