ヒスイカズラ
以前熱帯植物を展示している植物園に行くとよく遭遇すると書いた
ヒスイカズラについて。
ヒスイカズラはフィリピン諸島のごく一部に自生するというマメ科のつる性植物。
絶滅が危惧されています。名前にヒスイとつくのもこの珍しい翡翠色の
花色からきています。植物園の立地によってばらつきがありますが、
だいたい3~5月下旬の間に咲いているのを見かけます。
花は房状に咲きます。コウモリが花粉を媒介すると言われています。
受粉に成功すると丸い部分が大きくなります。
奇跡の星の植物館(兵庫県)
2008年5月撮影
房状に咲く花が垂れさがります。
勾玉みたいな形をしてる花。
受粉すると灰色がかった丸いところが大きくなります。
(私は実物は見たことないのですが・・・)
壁一面のヒスイカズラ。開花期はどうなるんだろう。
長崎亜熱帯植物園(長崎県)
2009年9月撮影
春に温室に訪れた人に是非見てもらいたい植物の一つです。
意外なことにインターネットで検索すると苗を販売してたりします(たぶん挿し木苗)。
でも大きな温室がないと育てられないだろうな。