温室探索

過去に植物園や温室を歩き回った備忘録。農業の話も書いていきます。

箱根湿性花園(神奈川県)

箱根湯本駅からバスに揺られ30分、さらに歩いて10分弱。

ススキで有名な仙石原に位置する植物園です。

その名の通り、園内は湿原や川、湖沼など湿性地に生育する植物を中心に展示しています。

 

入口でお金を払って園路を進んでいくと、少し広くなったところがあり、

季節によって変わる展示をしています。

 

2008年4月

↓この時は春のお庭のような感じ。箱根湿性花園のある仙石原は標高650m。

まだ少し早めの春だったかな。

マメヅタがびっしりの木。ウロコのようです!

ミズバショウがいっぱい出てきています。

 

2008年5月

一年で最もはなやかな時期です!

この時の入って割とすぐのゾーンでは、

なんとブルーポピー(ヒマラヤの青いケシ)が展示されていました!

何ともブルーが美しい~。

池にはスイレンが広がっていました。

新潟県佐渡山形県の飛島の海岸近くに自生するというトビシマカンゾウや、

カキツバタが水辺に咲いていました。

 

2008年7月

草木が生い茂り賑やかになってきました。緑がいっぱいですが、

あちこちに色んな花が咲いています。

湿地帯にある植物園なのでウッドデッキを歩いていきます。

この頃は夏なので結構蒸し暑かったような気がします。

湿地帯の草原。風が吹くとさわさわしています。

夏なので暑いですが、木陰に入ると少ーし涼しいです。

水辺にはポンテデリアが涼しげ。

 

2007年9月

この時が初めて湿性花園に訪れた時でした(他の時期の写真は2008年)。

あまり写真がなかったのですすき草原の方を撮った写真です。

 

2008年10月

秋になると咲いている花も秋の花へと変化してきます。園路の石垣をふと見ると、

ダイモンジソウが咲いていました。漢字の大の字に似ているのが名前の由来です。

小一時間もあれば園内は回れる広さですが、訪れる時期によって咲いている花の種類に変化があって

四季の移ろいがすごく感じられます(^^)。筆者もついつい5回も行ってしまいました。

箱根湿性花園は今年(2016年)で40周年を迎えました♪

ちなみに冬(12月~3月20日前後)は休園しています。

近いうちにここで見た植物もまとめようと思っています。