小石川植物園(東京都)
2010年2月に小石川植物園へ行きました。
小石川植物園は一般的な名称で、
正式には東京大学大学院理学系研究科附属植物園といいます。
東京大学の付属なので植物学の研究・教育を目的とする教育実習施設です。
公式ホームページやウィキペディアを見ると色々書いてあります。
この植物園は日本でもっとも古い植物園であるだけでなく、
世界でも有数の歴史を持つ植物園の一つです。
約320年前の貞享元年(1684)に徳川幕府が設けた
「小石川御薬園(こいしかわおやくえん)」がこの植物園の遠い前身。
幕府は、人口が増加しつつあった江戸で暮らす人々の薬草を育てる目的で、
1638年寛永15年)に麻布と大塚に南北の薬園を設置しましたが、
やがて大塚の薬園は廃止され、
1684年貞享元年麻布の薬園を5代将軍徳川綱吉の小石川にあった別邸に
移設したものがこの御薬園その後、8代徳川吉宗の時代になり敷地全部が
薬草園として使われるようになります。
明治10年、東京大学が設立された直後に附属植物園となり一般にも公開されてきました。
都営地下鉄三田線 白山駅で下車 A1出口から10分くらい住宅地を歩いていく着きます。
ちなみに入園料は正門前の売店だかたばこ屋さんのようなところで券を買ってから入ります。
今もそうなのかな?
梅林では梅の花が咲いていました。
青空と梅のピンクが映えます。
↓東京大学総合研究博物館 小石川分館(旧東京医学校)
この建物は、旧東京医学校の本館で、明治9年(西暦1876)に建築されました。
東京大学に関係する建造物では現存する最古のもの。
東京大学総合研究博物館の小石川分館として、一般公開されています。
小石川分館の手前には池が広がっています。
長細い感じの温室です
正面から見たのでは木が生い茂って見えなかったので別の角度からもう一度。
真ん中部分が大きなアーチ状になっていて両側に細長い温室が続く形になってますね。
細長い方の端っこ。頂上が少ーし尖ってます。
植木鉢が並んでいます。真ん中には水生植物の水槽が。
エアプランツとかランなど
(2010年2月撮影)
ちなみに温室は現在工事中のため公開していないとのこと(2019年2月現在)
温室を出て隣のあたりに石垣の謎の空間がありました。
説明を読んでみるとこの場所はシダ園。
多湿・弱光環境を好むシダ植物に適した環境を維持するため、
半地下として湿度を保つ構造とし、遮光幕をかけて半日陰をつくっているとのこと。 シダ園内には、日本列島に自生する代表的なオシダ科植物をはじめ、
2005年4月時点で108種のシダ植物を植栽しています。
入園料 大人(高校生以上)400円
小人(中学生、小学生)130円
※6歳未満は無料
休園日 月曜(月曜が祝日の場合はその翌日、月曜から連休の場合は最後の祝日の翌日が休園日)
アクセス いくつか行き方があります。
駐車場はないです。
都営バス(上60)大塚駅~上野公園線 白山2丁目下車 徒歩約3分
徒歩で行けそうだったので小石川後楽園にも足を伸ばしました。
歩くと30分くらいかかりました。
作庭家徳大寺左兵衛に命じて築いた庭園を、嫡子の光圀が改修。
明の儒学者である朱舜水の意見を取り入れ「後楽園」と命名して完成させた庭園です。
池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」になっています。
入口で料金を払って中へ~。
園路に沿って歩いて回遊するんですが、結構人も多くゾロゾロと歩きました。
一面オカメザサでおおわれた、円い築山、小廬山。
ショウブ田、稲田
雪吊り
(2010年2月撮影)
昨年(平成30年)に売店が新規オープンし、
手ぬぐいやしおりなどオリジナルグッズを販売しているそうです♪
休園日
年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)
入園料
一般 300円
65歳以上 150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
アクセス 駐車場はないです
都営地下鉄大江戸線「飯田橋」(E06)C3出口下車 徒歩3分
JR総武線「飯田橋」東口下車 徒歩8分
JR総武線「水道橋」西口下車 徒歩8分
東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」(T06・Y13・N10)A1出口下車 徒歩8分
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」(M22・N11)中央口下車 徒歩8分