温室探索

過去に植物園や温室を歩き回った備忘録。農業の話も書いていきます。

須磨離宮公園(兵庫県)

山陽電車月見山駅から10分ほど歩くと須磨離宮公園に着きます。
正門から入り少し歩くと中門広場に出ます。

須磨離宮の前身、武庫離宮は皇室の別荘として明治41年に起工し、大正3年に完成。
当時建設された離宮御殿など建造物群の大半は昭和20年に戦災で消失。
庭園は可能な限り竣工時の状態に復元整備され、昭和42年に須磨離宮公園として神戸市に下賜された
という経緯があります。この中門と白壁はそのまま残っており歴史を感じさせます。

メインの噴水広場。奥に見える建物は宮殿をイメージしたというレストハウス
春には噴水の周辺にバラが咲き誇るようです。バラの時期に来たかったな~。

 

連絡橋を渡り植物園サイドへ行くと当時2月に行ったにも関わらず
サクラが少し咲いていました。ジュウガツザクラというようで、
10月~春までちらちらと咲きます。

温室の方へ行ってみると、あまり温室らしくないレンガ造りの外観。
レトロな感じがします。

池が隣接しています。暖かい季節にはスイレンが咲くのかな?

温室に入って池に面した通路を歩くと熱帯植物の空間が!

斜面が作られていてその上に植栽されています。頂上に当たるところは
ガゼボがあります(写真奥の方に見える格子のところ)。

ガゼボから見た階段。

メインの通路と植栽された斜面。温室はこの部屋だけなので小ぢんまりとしています。

小さいながらも水景がありました。
ちなみに温室の2階には喫茶コーナーがあります。

外に出て散策すると三段滝や

花の庭園があります。

この時は真冬に行ったので外は花がない状態でした。
バラのシーズンにまた行きたいな~。

2008年2月撮影